コラム
素早く治療!奥歯をセレックで治療するメリットはスピード感
2019年5月16日
皆さんは、「セレック」(CAD/CAM)というシステムをご存知でしょうか。
詰め物や被せ物をコンピューター上で設計し、その日のうちに完成させることが可能なシステムです。
歯科の中でもまだ比較的新しいので、導入している歯科医院もそう多くはありません。
セレックのメリットは「スピード感」にあります。
セレックとはなにか、具体的にどのようなメリットがあるのかを分かりやすくご紹介します。
体験レポートのページにもつながっていますので、最後までご覧ください。
セレックとは
セレック(CERECと)は、CAD/CAM冠の1つです。
通常は、歯科技工士が作る被せ物を、歯科医院内にある設備で、コンピューター上で被せ物の設計を行い、すぐに被せ物を作ることができます。
セレックのメリットはスピード感がある治療
セレックのメリットは、スピード感をもって治療を進められることです。
詰め物や被せ物の治療は、治療を行い、型取りをして…という手順を踏みますが、セレックなら被せ物の製作期間を短縮することができます。
何度も通院することが難しい患者様におすすめです。
セレックのメリットについてわかりやすくご紹介します。
その日にインレーやクラウンを装着できる
これまで詰め物や被せ物であるインレーやクラウンを製作する場合、必ず複数回の通院が必要となっていました。
そういった修復物を作るためには、いくつかの工程を踏まなければならないため、仕方のないことといえます。
けれども、セレックであればその期間を大幅に短縮することができます。
セラミック製のインレーやクラウンをその日のうちに装着することも難しくはないのです。
型取りが必要ない
歯に何らかの修復物を装着するためには、まず歯の型取りが必要です。
患者さまのお口の模型を作るためです。
その模型を使って、インレーやクラウンの原型を作っていくのが従来の方法ですが、セレックはこの点が大きく異なります。
お口の中を3D光学カメラでスキャンをすることで歯型が得られるため、従来の型取りが不要なのです。
型取りを苦手としている方には、非常に大きなメリットといえます。
銀歯をセラミック製の白い歯に
今現在、保険診療の銀歯が入っていて、見た目の悪さや金属アレルギーのリスクに悩まされている場合は、セレックで即日解消することも可能です。
セレックで使用するセラミックは、非常に高品質で、色や質感などが天然の歯に近いです。
また、詰め物による金属アレルギーのリスクも抑えられます。
さらに耐久性も高いため、奥歯という強い力がかかる部分でも、丈夫な修復物を装着することが可能です。
セレックのデメリット
セレックにもデメリットはあります。
まず、通常の被せ物の治療より歯を削る量が多くなることがあることがデメリットです。
また、スピードが感が魅力のセレックですが、全ての治療に適用できるというわけではありません。
セレックが利用できるかどうか、事前に確認することも大切です。
治療によっては保険が適用できないケースもありますので、相談の上、治療を進めていきましょう。
まとめ
セレックは、従来の修復システムの常識を覆すような素晴らしい治療法です。
上述したようなメリットを得たい方は、お気軽に中西歯科医院までご相談ください。
セレックについてさらに詳しくご説明いたします。
『体験レポート』CAD/CAMってすごい|【医療法人あした会中西歯科医院】広島市南区の歯医者さん