コラム

セラミック治療なら金属アレルギーのリスクがゼロ

2019年6月13日

手や足にかゆみや腫れなどが頻繁に現れたら、何らかのアレルギーを発症している可能性があります。

体に金属製のものを身に付けている場合は、金属アレルギーかもしれません。

とくに、金属製のネックレスやアクセサリーなどを身に付ける習慣がなく、お口の中に銀歯がある場合は、歯科治療が原因の金属アレルギーかもしれません。

そんな時は、セラミック製の白い歯に取り換えることをおすすめします。

銀歯が金属アレルギーの原因になるの?

金属アレルギーを起こしやすい素材としては、ニッケルやクロム、パラジウム、スズなどが挙げられます。

これらはいずれも歯科用金属として広く活用されているものばかりです。

とりわけ銀歯には複数の金属が含まれているため、アレルゲンとなりやすい傾向のあるのです。

そんな銀歯が原因で金属アレルギーを発症していると診断されたら、セラミック製の修復物に交換することで、根本的なリスクを取り除くことができます。

メタルフリーなセラミック治療

例えば、銀歯で修復している部分をすべてセラミックで製作されたものに取り換えることができれば、金属アレルギーのリスクもゼロとなります。

いわゆるメタルフリー治療と呼ばれるものです。

お口の中は、絶えず唾液等で湿っており、金属の成分が溶け出しやすい環境にあるため、金属アレルギーが心配な方や症状を改善したい方は、セラミックに取り換えてみてはいかがでしょうか。

これから先、10年20年と将来にわたってお口の健康を維持することを考えれば、非常にリーズナブルな治療といえます。

もちろん、銀歯が原因で生じる金属アレルギーは、手足にも症状が現れることがあるため、全身の健康を守ることにもつながるといえます。

まとめ

金属アレルギーと思われる症状が認められる場合は、パッチテストなどの検査を受けましょう。

その結果、銀歯に含まれる成分もアレルゲンとなっているケースでは、セラミックによるメタルフリー治療を選択することをおすすめします。

いずれにせよ、金属アレルギーの症状にお困りの方は、まず当院までご相談ください。