広島市で虫歯治療なら【中西歯科医院】
当院の虫歯治療の考え方
当院では歯の寿命を伸ばす会に入会しており、患者様にいかに歯を大切にしてもらうか、どうすれば歯の寿命を伸ばすことが出来るのかを丁寧に詳しくお伝えすることを心がけています。
みなさんご存知の方は少ないと思いますが、実は1本の歯は5〜6回しか治療ができません。治療をすればするほど歯は無くなっていき、限界が来るといつか歯を抜く時がきます。歯医者に行って治療をすると治ったと思う方が多いですが、歯医者に行って治しているのは噛めるように治しているだけで、元の状態に戻ることは決してありません。
一番重要なことは歯を削らない事。虫歯を作らない事です。一度でも虫歯を作ってしまうとそこから無限にやりかえのサイクルが始まってしまいます。
虫歯を作らないためにも歯磨きを丁寧にすることはもちろん、歯間ブラシや糸ようじなどの補助用具を使ったり、少し良い歯磨き粉を使いそれでも取れない汚れに関しては、定期的なクリーニングで清潔な状態を保つことをお勧めします。
こんな人は虫歯かも?
虫歯は誰でもかかる可能性がありますが、以下の項目に当てはまる方は、虫歯にかかるリスクが高い可能性があります。
歯磨きが不十分な人
食生活が偏っている人
砂糖や甘い飲み物を過剰に摂取している人
歯並びが悪く、歯ブラシで届きにくい箇所がある人
口腔内の乾燥が起こりやすい人
お酒やタバコを多く摂取する人
免疫力が低下している人
上記の項目に当てはまる方は、虫歯の発生を防ぐために、定期的な歯科検診や適切な歯磨き、健康的な食生活などの対策が必要です。また、虫歯ができた場合には、早期に歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが大切です。
虫歯の予防と治療に積極的に取り組み、健康な口腔環境を維持しましょう。
虫歯の原因
虫歯は、歯の表面に付着した食べかすや菌が、糖質と反応して酸を発生させ、歯の表面を溶かしてできる病気です。
食生活の乱れ
甘いものや炭水化物を多く摂取すると、口の中の細菌がこれをエネルギー源として利用し、酸を発生させます。この酸によって歯が溶けることで、虫歯が発生します。
不十分な歯磨き
歯垢が歯に付着すると、細菌が繁殖し、酸を発生させます。歯磨きが不十分だと、歯垢を取り除くことができず、虫歯が発生します。
歯の構造や形状
歯の構造や形状によっては、歯ブラシの届きにくい場所があったり、食べ物が詰まりやすかったりすることがあります。これらの場所に歯垢がたまり、虫歯が発生します。
虫歯は再発する?
虫歯は治療を行っても再発する可能性があります。一度虫歯が発生すると、歯の組織が破壊された部分は再生されず、歯の表面に穴が開いたままになってしまいます。
治療によって虫歯を取り除くことはできますが、その後も再発する可能性があるため、予防が重要です。虫歯の予防には、適切な歯磨き、定期的な歯科検診、フッ素の使用などが推奨されています。また、砂糖や甘い飲料の過剰な摂取を控えることも重要です。
再発した場合には、再度治療を行う必要があります。再発した虫歯は、初期の段階で発見し治療を行うことが重要です。放置すると、再び歯の組織が破壊され、歯を失う可能性が高まります。
虫歯の進行段階
虫歯 CO~C1
初期の虫歯は、歯の表面に黒い斑点や軽度の変色が現れる段階です。この段階では、歯の表面のエナメル質がまだ溶かされていない状態です。
虫歯 C2
この段階の虫歯では、歯の表面が穴状になり、歯の神経に近づいている段階です。歯の表面のエナメル質が完全に溶かされてしまい、歯の内部の象牙質にも侵入しています。
虫歯 C3
ある程度進行した虫歯は、歯の表面の穴が深くなり、歯の神経にまで達する段階です。この段階では、歯が非常に痛みやすくなり、感染症のリスクも高くなります。
虫歯 C4
最終段階の虫歯は、歯の根の周りまで虫歯が進行している段階です。歯科医師の治療で歯を救うことは困難な場合があり、抜歯することが必要になる可能性があります。
当院の虫歯の治療について
虫歯治療の種類
詰め物治療
虫歯によって失われた部分を、金属やセラミックスなどの材料で埋める方法です。虫歯があまり進行していない場合に行われます。
根管治療
虫歯が神経にまで達した場合に行われます。歯の神経を取り除き、根管内を清掃し、詰め物で埋める治療法です。
抜歯
虫歯が進行し、歯を維持できない場合に行われます。抜歯し、インプラントや入れ歯、ブリッジなどで補うことができます。
詰め物について
保険診療での治療はメタルかプラスチックの治療がメインとなりますが、この2つは必ず劣化してしまいます。
メタルは5〜7年で錆びてしまいますし、錆びると隙間ができそこに細菌が入ることで2次カリエスという虫歯になってしまいます。プラスチックには吸水性という水分を吸い込む性質があります。
白いタッパにカレーを入れてもらうと茶色く着色してしまいますが、これは汚れを吸い込んでいるんです。結果詰め物の下で虫歯になってしまいます。そうなるとまた歯を削り詰め物をする。5〜7年後にまた虫歯になり歯を削り詰め物をする。という負の連鎖が始まってしまうんです。
当院では5〜7年で虫歯になってしまうメタルやプラスチックではなく、10〜20年使ってもらえてる(壊れなければ一生)物性の変化しないセラミックを強くオススメしています。ただし硬いものを食べると割れてしまったり、自由診療のため、費用がかかるのがデメリットとなります。
根管治療とは?
根管治療とは、歯の神経が死んでしまったり、歯の根の先に炎症が起こったりした場合に、歯の根の中にある神経や血管を取り除き、根管を清掃・消毒し、根管内に充填材を詰める治療法です。
この治療をしないと、歯の根に炎症が広がり、周囲の組織に感染が広がることがあります。また、神経が死んでいる場合には、痛みや腫れがなくても、細菌が根管内に侵入し、感染が進行することがあります。
根管治療は通常、麻酔をしてから、歯の表面を削ります。その後、根管内の神経や血管を取り除き、根管内を清掃・消毒します。最後に、根管内に適切な充填材を詰め、歯の表面に詰め物をすることで治療を完了します。治療後は、炎症が治まり、歯の機能を維持することができます。
虫歯を放置するとどうなる?
虫歯を放置すると、症状が悪化するのは勿論のこと、身体に様々な影響が出る可能性があります。
虫歯が放置されると、痛みや歯の欠損だけでなく、口臭や口腔内の炎症、さらには全身的な健康被害まで引き起こす可能性があります。虫歯によって菌が体内に入り、心臓病や糖尿病などの疾患を引き起こすこともあるため、虫歯を放置することは避けるべきです。
虫歯を放っておくとどうなる?についてはこちら⇨