矯正歯科

【部分矯正】

部分矯正は、歯列の一部分を矯正する治療法です。歯列全体を矯正する必要がない場合や、前歯の歯並びが気になる場合に行います。具体的には、歯の表面にブラケットと呼ばれる矯正器具を装着し、ワイヤーを使って特定の歯を移動させることで、歯並びを改善させます。部分矯正は、症状に応じた効果的な治療法として、広く用いられています。

【マウスピース矯正】

マウスピース矯正は、矯正器具を使わず、マウスピースのような透明な装置を歯に装着して矯正を行う治療法です。症状が軽度である場合や、歯列の矯正を目的とした補助的な治療として用いられます。

マウスピース矯正は、歯科医師が口腔内の印象をとり、その印象をもとに歯列を矯正するための透明なマウスピースを作成します。患者様は、作成されたマウスピースを歯に装着して一定期間使用することで、歯並びを改善することができます。

マウスピース矯正は、目立ちやすいブラケットなどの矯正器具を使用しないため見た目が気になる方にもおすすめです。しかし、症状や歯列の状態によっては、効果が十分に得られない場合もあります。

【小児期に行う顎顔面矯正】

顎顔面矯正治療とは、小児期（5才〜11才）に行える治療法の1つであり、必ず行わなければならない治療というわけではありません。骨格そのものを改善することで歯並びだけでなく、さまざまな機能回復も期待できる治療法です。

治療期間は、数ヶ月から数年にわたる場合があり、治療後も定期的なメンテナンスが必要になります。また、歯並びの維持や再発防止に努めることが重要です。

顎顔面矯正の利点には、歯並びの改善、咀嚼や発音の改善、美容効果、自信の向上などがあります。しかし、治療には時間や費用がかかることがあるため、治療を受ける前には、歯科医師としっかり相談しましょう。

小児矯正歯科について詳しくはこちら

上記の症状は、骨格が原因で起こってしまう症状です。

上顎の小さい子どもは鼻通りが悪く、よくポカンと口を開けて口で息をしています。口で息をすると、細菌やウイルスが喉の奥の扁桃腺に当たり腫れてしまいます。扁桃腺が腫れると気道を閉塞してしまうため、さらに呼吸がしずらくなり、気道を広げようと前屈みになり猫背になってしまいます。

正常になることで、食事をする際に食べ物を十分に噛むことができ、消化吸収にも良い影響を与えます。

現在、食文化の変化により顔面骨格の縮小、歯とのバランスが悪くなり、それらによって起こる咀嚼能力の低下が見られます。骨格が改善することで呼吸が変わり、呼吸が改善する事で上記の様々な症状の改善が期待できます。

当院でも顎顔面矯正治療により骨格を改善する事で

いびきをしなくなった

ご飯を食べるスピードが早くなった

食べる量が増えた

鼻の通りが良くなった

鼻で匂いがわかる様になった

口臭がなくなった

と言った様々なお声をいただいています。

もしこういった症状でお困りの方がいらっしゃいましたら顎顔面矯正をお勧めします。

美しい歯並びになる

矯正歯科治療を受けることで、歯並びが整い、美しい笑顔になることができ、自信を持って笑顔を作れるようになります。

咀嚼機能が改善する

咀嚼機能が正常になることで、食事をする際に食べ物を十分に噛むことができ、消化吸収にも良い影響を与えます。

口腔内の健康が改善する

歯並びが整うことで、歯垢や食べかすが溜まりにくくなり、口腔内の健康状態が改善されます。また、歯と歯の隙間が減るため、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病などの予防にもつながります。

治療期間が長い

矯正歯科治療には、個人差はありますが、数ヶ月から数年にわたる治療期間が必要です。長期間、マウスピースやブラケットを装着しなければならないため、口内の不快感や口臭の発生などのトラブルを生じることがあります。

コストが高い

矯正歯科治療は、他の歯科治療と比較して、高額な費用がかかる場合があります。治療期間が長いため、治療費用も膨らむ場合があります。

口腔内トラブルを生じることがある

矯正歯科治療によって、口腔内を傷つけてしまう可能性があります。口内炎や歯肉炎、ブラケットの破損やマウスピースの摩耗などが挙げられます。これらのトラブルを事前に防止するために、定期的なメンテナンスが必要です。