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歯科での水平診療台について

2021年10月19日

こんにちわ

広島市南区の歯医者さん 中西歯科医院です

 

 

 

先週末に勤務医の先生が当院の診療スタイルである pd(proprioceptive derivation)診療を

勉強してきてくれました!pdとは固有感覚に基づく誘導という意味で

よく歯医者は上の歯を覗き込むように診療をするんですが、それだと

長年診療をしていると腰が悪くなります。そのために開発されたのがpd styleです

簡単にみてもらうと、こういう診療スタイルを言います

ただこのままだと下顎は見えても、上顎は見えないためにミラーをうまく使ってあげる必要があります

またミラー越える像は反対向きをしているため、頭で理解していても手がついてこないため

練習が必要になります。

 

一昔前(50年くらい前)は今のような寝るタイプの診療台がなく全て座ったままの診療台でした

腰を痛める歯医者が多数いる中で、Dr,ビーチが考案した診療スタイルのようです

本当にありがたいですね

僕もこのスタイルを診療に取り入れて5年くらい経ちますが、本当に診療の質が上がった気がします

院長はもう30年以上このスタイルで診療をしていますが、70歳を過ぎても腰も曲がらず

さっきの写真の様な診療スタイルをしていて、見ていて綺麗だなと思います!

 

そのpd診療を可能にするのが、水平診療台になります

当院でもマイクロスコープとセットで1台、導入しています。

起き上がることができない診療台ではありますが、診療のしやすさは間違いなく一番良いと思います

 

今回は顎顔面矯正講習会と日にちが被ってしまい、いけなかったので次の機会には久しぶりに

僕も再受講したいですね!

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